【2024年振り返り】信用取引で大損した話

株式投資記録

こんにちは、かぶなみです。

2024年がもうすぐ終わります。この一年、皆さんにとってどんな年でしたでしょうか?

株式市場では新NISAが始まり、日経平均株価が4万円台に乗り、かと思えば8月に大暴落をするという乱高下の激しい一年でした。

私は本格的に株式投資を始めて2年目の年だったのですが、信用取引に手を出して痛い目をみました

できればそっとしておきたいのですが、この失敗を今後に活かすためにも今回の記事で振り返りをしたいと思います。皆様にもお役立てる情報がご提供できたら嬉しいです。

かぶなみ

✓大阪在住独身女。
✓2023年夏ごろから株式投資にハマり、1年で90万円の利益達成。
✓個別株の中長期取引や新NISAで資産形成中。
✓まだまだ株初心者ですが、日々の取引実績や投資情報を発信。

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信用取引とは?

まず、「信用取引」について簡単にご説明します。

信用取引とは、お客様が証券会社に一定以上の担保を預け、証券会社から売買に必要な現金や株式を借りて行う取引です。

松井証券株式会社 | 信用取引とはどのような取引ですか?

株式投資では「現物取引」と「信用取引」があります。「現物取引」は買付代金全額の現金がないと株を購入することはできません。例えば、1株1万円の銘柄を100株購入したい場合、「現物取引」では100万円を証券口座に入れておかないとその銘柄は購入できません。

一方、「信用取引」は担保入れた現金の約3.3倍の取引を行うことができます。先ほどの例でいえば、現金約30万円担保として信用取引口座に入れておけば、1株1万円の銘柄を100株購入できるわけです。

また、株価の下げを狙った「売り」から入れるのも「信用取引」の特徴です。

信用取引は危険?どれぐらい損した?

誤解しないでいただきたいのは、「信用取引」を否定する意図は全くありません。

正しく運用すれば、少ない元手で大きな利益を狙えますし、地合いが良くないときに「売り」から入れる点は大変魅力的です。

ただ、リスクが大きいことは十分理解しておく必要があります。

では、どれぐらいリスクが大きいのか。

2024年1月1日から12月31日、信用取引における私の実現損益はこちらです。

-88万円です。

現物取引は除いて、信用取引だけです。この画像を見るたびに胃がキリキリします。

なぜこんなに損をしてしまったのか?

大きく損を出してしまったのは「ミガロホールディングス(5535)」「くら寿司(2695)」です。

ミガロホールディングスで31万円くら寿司で29万円損をしました

ミガロホールディングスは「仕手株」でした。「仕手株」とは株価が意図的に操作されている銘柄のことです。5月末から6月頭にかけてSNSでミガロホールディングスのことが話題になっていました。特に高騰する材料もないのに株価は大きく上昇。

「自分もこの波に乗れば大きな利益を出せる!」と何の根拠もなく、調子に乗って信用取引で売買を繰り返した結果、-31万円という損失だけが手元に残りました。

くら寿司も6月ごろに信用取引で買っていたのですが、売り時をつかめずにズルズルと持ち続けてしまった結果、12月に発表された株主優待廃止で株価は大幅下落。株価を戻す間もなく返済期限が来てしまい、泣く泣く-29万円で売却しました。

そのほかにも、こまごまとした損失が積み重なり-88万円という結果になってしまいました。

失敗から学んで決めた2つのルール

この失敗を反省し、私は2つのルールを決めました。

①SNSで取り上げられた銘柄に飛びつかない

②信用取引を行う場合は一日信用取引のみにする

①SNSで取り上げられた銘柄に飛びつかない

ミガロホールディングスでの失敗は、ろくに自分で調べもせず、SNSの情報を鵜呑みにした浅はかな行動が招いた結果です。

この経験から、SNSで紹介された銘柄で興味を持った銘柄は必ずお気に入り登録などをしてしばらく監視するようにしました。

業績やチャートの形からすぐに購入の判断をしたとしても、信用取引は絶対しません。必ず現物取引で行うようにしています。

②信用取引を行う場合は一日信用取引のみにする

信用取引は基本的に証券会社から買付代金や株式を”借りて”行っています。なのでいつかは返済しなければいけません。

その返済期日は注文時に決めることができるのですが、私はその期日を「1日」に限定して行うようにしました。

大原則として、信用取引は行わないようにしています。

ただ、普段監視している銘柄でボラティリティ(値動きの幅)が大きくなる場合があり、そうなるとどうしても取引したくなるのが人間です。その時は一日信用取引に限定して、売買をしてもよいとルールを決めました。

翌日に持ち越そうとしても強制決済されて、返済しなければならないので、くら寿司のように損失がずるずる大きくなることを防ぐことができます。

まとめ

この2つのルールと、損切りを必ず行うことを心掛けるようになってからは安定して利益が出せるようになってきました。

一攫千金なんて甘い話はないのだと自分に言い聞かせつつ、来年も株式投資を楽しみたいと思います。

では、また次回。よいお年をお迎えください。

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